現在、クラウド・ファンディングに再挑戦しております(こちら
2024年1月1日の能登半島地震と、9月21日の豪雨により、石川県輪島市は甚大な被害を受けております。震災以降、立ち上がろうとして進んでまいりましたが、再びの被害を受けました。
私たち、独自の漆技術を使い作品づくりを行っている山崖松花堂(やまぎし しょうかどう)の工房は、以下写真のとおり、柱は斜めに… 家で言うと、もはや住める状態ではなく、大きなダメージを受け、作品づくりができるような状況ではありませんでした。
工房の天井は雨漏りで抜けてしまい、1階にまで雨が入り込むようになってしまいました。職人さん不足の状況も続いており、いつごろ、すべてが修復できるか、日程も見込めていない状況です。
地震と豪雨以降、このようになった工房と、出口のない迷路に迷い込んだような気持になりつつも、1000点近い漆器を“救出”、車庫に仮設工房・作業場をつくり、震災前から「日本の漆文化を絶やさない」「何億年先まで残る、これまでにない漆器『芯漆(しんしつ)』を作り続ける!」という強い気持ちで、引き続き、漆器づくりに励んでいきたいと思っております。
今回の能登半島地震、それに追い打ちをかけた豪雨、現状、悲しいことに、多くの人たちが輪島から出ようとしていますが、私たちは輪島に残り、これからも『芯漆』漆器づくりに取り組んでいきます。
今回、改めて作品のご購入・ご支援をお願いさせていただきたく、再度、クラウドファンディングのプロジェクトページを立ち上げました。
どうかご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。