◇ 山崖 宗陽(やまぎし そうよう): 本名 山崖 大祐(だいすけ)。世に残る漆<うるし>作品づくり「永遠なる漆」を目標に漆作品を制作しています。
木地などの下地を使わない “漆のみ”のアート創作は世界初。
江戸時代から続く、石川県輪島市で最も古い塗師屋(ぬしや)の家に生まれ、これまで、輪島塗などの漆作品をプロデュース、全国に漆器を販売しました。
その後、山崖松花堂の『芯漆』で、“漆” 本来の特性を活かした本格的な美術品づくりを開始。
「永遠・不滅モノをつくる」「漆が好きなので、漆を後世に、いつまでも残したい」
ただ、それだけを純粋に想いながら、日々“漆”アートに取り組んでいます。
● 1979年: 石川県立 輪島高校 卒業
● 1983年: 明治大学 商学部 卒業。家業の塗師屋で修行を始める。
● 1985年: 蒔絵の技術を学び始める。
● 1990年: 日本唯一の全国からアーティストを集めた茶道美術公募展 入選
● 1992年: 茶道美術公募展 入選
● 1996年: 茶道美術公募展 入選
青山 一枝軒にて兄弟で個展を初開催
● 1999年: 東京裏千家センターにて個展
● 2000年: 漆を深く研究するために「漆ラボ」を兄弟で開設。「芯漆」作品の制作を開始。
● 2001年: 有田焼雛人形との共同作品
● 2007年: 銀座黒田陶苑にて個展(以後毎年)
● 2012年: 日本漆工協会に入会
● 2015年: 「第23回 日本の文化を担う・漆の美展」にて林野庁長官賞 受賞
● 2016年: 「第24回 日本の文化を担う・漆の美展」にて最高賞の農林水産大臣賞 受賞。明治神宮に作品が奉納される。
● 2018年: 「第26回 日本の文化を担う・漆の美展」にて文部科学大臣賞 受賞。