2020年も東京・銀座「黒田陶苑」にて、山崖松花堂の芯漆<しんしつ>作品の漆芸展を開催いたします。
今年の黒田陶苑での漆芸展には、直前に完成した「十一面観音」も展示します。黒田陶苑での展示が初めてとなります。
「十一面観音」の十一面、胴体、腕など、全ての部分が、麻、木などの下地を一切使用せず、全てが日本産の漆だけのつくられています。
芯漆「十一面観音」の完成前の写真。完成後の「十一面観音」は現在、東京・銀座「黒田陶苑」に展示されています。
孔雀・鶏・隼・朱鷺の鳥デザインの「香合」、漆が“濃厚”な「抹茶椀」、宇宙・銀河をイメージしたデザインの「ぐい吞み」、阿修羅・弥勒菩薩・如来の仏像などの『芯漆』作品を展示いたします。
『芯漆』作品は、“芯”から表面まで、全て日本産漆でつくられています。下地となる木地 未使用です。(『芯漆』についてはこちら)
黒田陶苑での展示概要について
● 日時: 2020年2月22日(土)~2月27日(木) 11:00~19:00(定休日 24日(月))
● 住所: 東京都中央区銀座7丁目8番6号(最寄駅:東京メトロ・地下鉄 銀座駅 A2出口より徒歩2分。JR 新橋駅 銀座口より徒歩5分)
● 電話: 03-3571-3223(黒田陶苑)
● 駐車場: 公共駐車場・パーキングメーターなどが徒歩1分圏内にあります。
山崖松堂が展示会場にいます。黒田陶苑での私たちの作品展示は今年で14年目となります。是非、お越しいただければ幸いです。
日本産の漆だけでつくらた芯漆「阿修羅像」